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財務分析の目的 [財務分析 目的]

財務分析の目的と役割とは

内部分析
・経営者として、自社の経営内容を把握して、戦略・計画の策定と業績評価を含む経営管理などの経営判断に活かしていくため
外部分析
・投資家として、会社の将来性を予想するため
・銀行の融資や企業間取引の場面で取引先の経営内容を確認して、貸倒れ等の損失を未然に防ぐため
・税務当局、行政機関が、粉飾決算や過剰な節税行為を見つけ、適正な徴税を行うため

など。

分析に際しては財務諸表の数値にもとづいた分析(定量分析)が基本であるが、
数値では表せない企業の活動の状況をみる方法(定性分析)も競争上の優位性や問題点の把握を目的として行われる。

上場企業など、比較的大きな企業の分析には、高田 直芳著「決定版 ほんとうにわかる経営分析」が非常に参考になるので、ここでは説明を割愛する。

決定版 ほんとうにわかる経営分析のレビュー:
個々の指標を使って財務諸表全体をどう判断するかという事が書かれている。
内容は非常に濃く、中級者以上にもすすめられる。
初心者向けとしては濃い内容ながら、著者は平易な表現につとめているので、他の本をたくさんあたるよりも、これ1冊を熟読するのがよいかもしれない。
粉飾のテクニック、その見破り方もあり、粉飾決算発見に特化した書籍を読む前の対粉飾入門としてもよい。
キャッシュフロー計算書を学習したが分からない、という方にもおすすめ。独自の視点から解説を試みている。

補足として、ここでは中小企業の財務分析の要点について説明する。
中小企業の財務分析は、大企業の財務分析とはかなり異なる。
それは、粉飾をしても業績を細かく開示することは少ない為、罰則を受ける可能性が極めて低いということがあり、また、
中小企業は会社と個人が一体となっていることが多く、そういった会社は、会社+個人のトータルで節税するために、財務上の処理を行っているため。
例)会社の利益にかかる法人税より、社長の役員報酬にかかる所得税が安ければ、本来会社の利益となる金額を役員報酬で払ってしまう、といった操作を行う。

よって、中小企業の財務分析では以下のような補正が必要となる。
会社の真の純利益
=当期純利益
+同族への役員報酬や給与、地代家賃等
+節税対策費
±粉飾額

同族への役員報酬や給与、地代家賃等・・・これは前述の例のとおり。
節税対策費・・・同族の個人のための支出であっても、税法上純利益を減らす経費として認められるなら、会社の経費として支出し、税額を減らすことがある。
粉飾額・・・これを見破るテクニックは「決定版 ほんとうにわかる経営分析」でも触れられているが、オーソドックスなものを2つあげると以下のとおり。
・在庫回転率
=棚卸資産÷売上高
・売上債権回転率
=(売掛金+受取手形+割引手形)÷売上高
これらが同業他社と比較して高い数値であると、売上原価を過小にしている、あるいは売上高を過大にしている可能性がある。

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